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R-2は、石川島飛行機が大日本帝国陸軍向けに試作した練習機。機体名の「R」は「練習機」の略。 == 概要 == 1927年(昭和2年)7月、石川島は陸軍向けに自社開発し不採用となったR-1練習機に続いて、新設計によるR-2の開発を開始した。1928年(昭和3年)3月には2機の試作機が完成し、陸軍に買い上げられ審査が行われた。操縦性などの性能は評価されたが、安定性の悪さと搭載する英社製エンジン(石川島によるライセンス生産品)の信頼性への疑問から実用性不足と判断され、制式採用はならなかった。その後、試作機は1935年(昭和10年)頃まで石川島の社用機として使用された。 機体は鋼管製骨組の胴体、木製骨組の主翼に羽布張りの複葉機で、流線型に近い胴体や楕円形の垂直尾翼を持つ、R-1からより洗練された設計となり、翼間支柱の形状やエンジンも変更された。また、1号機と2号機では固定脚の緩衝装置の取り付け位置が異なる。1機の価格は26,080円だった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「R-2 (航空機・日本)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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